アルゼンチンのエアコン事情
南半球にあるアルゼンチンは日本と真逆の季節です。日本が夏の時は冬、日本が冬の時は夏なので、日本の年末年始はアルゼンチンでは真夏になります。
また、日本では春から夏への移行は徐々に暖かくなり日差しが強くなる感じですが、アルゼンチンでは季節の移行が急激で、寒いと思っていたら急に暑くなるので体が気温に慣れるのが大変です。
ではアルゼンチンのエアコン需要はどうなのでしょうか?
アルゼンチンの真夏の気温
アルゼンチンの真夏の気温はというと、首都であるブエノスアイレスで平均最高気温が30℃前後になります。気候的には暑く湿度もあります。しかし、家の中がひんやりしているので、夏はエアコンを使用せずに過ごせます。また、夜は気温が下がるので日本のように熱帯夜で眠れないということはありません。
アルゼンチンを訪れる際は、朝晩は冷えることがあるので1枚羽織れるものがあると重宝します。ちなみにお店の冷房はあまり強くありません。
エアコンの普及
東京と同じ気候とされるブエノスアイレスですが、エアコンの普及率は低く、コレクティーボ(乗り合いバス)も冷房車はほとんどありません。それだけエアコンの普及率が低い文化なので、冷房車の場合「Aire acondicionado(冷房)」と明記してあります。その一方ノンステップバスの普及率はかなり高く、1割くらいはエアコンが設置されています。
東京と同じくらいの気候でバスにエアコンが無いなんて…
冷房に慣れている日本人にとっては考えられないのではないのでしょうか。
日本とアルゼンチンの関係
冷房車がほとんどないのに、コレクティーボを利用する人が多いのには、東京と同程度の都市圏人口を抱えながら地下鉄はわずかに6路線と言うことが背景にあるようです。
このブエノスアイレスの地下鉄は1913年から運行しており、100年以上の歴史があります。東京メトロよりも長いことに驚きです。
また、このブエノスアイレスの地下鉄が日本最古の地下鉄銀座線建設のモデルにもなっており、アルゼンチンは日本地下鉄の歴史に深い関わりがあるのです。
さらに、ブエノスアイレスの地下鉄には、元丸ノ内線・元東山線の2車両の「メイド・イン・ジャパン」が活躍しています。
日本で30年以上活躍した車両が、第二の人生としてブエノスアイレスで20年以上活躍しており、日本の技術力、そして耐久性という部分がいかに優れているかということが感じられます。
ブエノスアイレスの地下鉄の発展がなければ、日本の今の地下鉄の発展はなかったかもしれません。
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