中国のエアコン事情
日本のエアコン輸出先として世界1位であるのが中国です。 
これまで中国では、エアコンは主に都市部の富裕層に使用されていましたが、ここ数年は都市部の家庭では2台目、3台目の購入、そして都市部以外での購入も増加しており、今後もますます販売台数は増えていくことが予想されています。 
しかし、実際中国国内では日本メーカーのエアコンばかりが販売されているわけではなく、中国メーカーのエアコンの人気が高いのです。 

中国でのエアコン需要拡大の背景
そもそも、エアコンを導入している家庭が限られていた中国で、近年エアコンの販売台数が増えていった背景には次のような事情があるようです。
気温の上昇
年々夏の気温が上昇し、記録的な猛暑が続いている日本ですが、それは海外でも同じこと。 
          これまでエアコンの需要がそう大きくはなかった中国でも、快適に過ごすためにエアコンは不可欠となっています。 
大気汚染問題
中国全体で健康意識が高まってきたことにより、窓を開けて外気を取り入れること=汚染された空気を体内に取り込んでしまうことされ、エアコンで部屋の空調を整える人が増えました。
収入の増加
都市部を中心に、世帯収入が増加の傾向にあり、エアコン購入が可能となった世帯が増えています。
中国メーカーのエアコンとは?
冒頭でも触れましたが中国で使用されているエアコンの多くは中国メーカーのものが多いようです。日本メーカーでは三菱電機、ダイキン、パナソニックが販売上位10位の後半に入っているという感じでしょうか。
では、中国メーカーのエアコンは日本のエアコンのどう違うのでしょうか。
形は横型のものがほとんどですが、横幅サイズに制限はなく、日本のエアコンと比較して「長い」と感じるものもあります。また、縦型のスタンドタイプもあります。
家庭用のエアコンならば6~10畳のタイプが多く、日本と同様センサー付き・洗浄機能付きなど、高温多湿な環境でも十分快適に暮らせる機能も搭載されています。
見た目も機能もほとんど日本と変りませんが、実はエアコン内部の部品は日本製であるものが多いようです。日本の安全性や高技術、信頼性などが海外でも高く評価されているということでしょう。
中国でエアコンを使用する際の意外な落とし穴
最後に中国でエアコンを使用する際の意外な落とし穴をご紹介しましょう。 
それは「リモコンの操作」です。 
中国語のリモコンでは、冷房と暖房をそれぞれ「制冷」「制熱」と表しますが、「制冷」を「冷たさを制する」と読み、暖房であると判断してしまうのは誤り。「冷たさを製造」すると読み、冷房であると覚えておきましょう! 
        
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