チェコのエアコン事情
「北のローマ」と言われる程の美しい街・プラハを首都とするチェコ。
小さな国ですが、古城や大聖堂など中世の歴史が漂う建物が並ぶ、観光地としても人気の国です。誰もが聞いたことある国名ですが、その場所や気候、習慣などよく知っているという方はあまりいないかもしれません。実は現地では日本のエアコンメーカーが既に活躍しているのです。

チェコってどんな国?
チェコの正式名は「チェコ共和国」です。
「チェコ・スロバキア」だと思っていた方も多いかもしれませんが、実は「チェコ」と「スロバキア」は隣同士ではありますが、全く別の国です。
チェコは日本と同様に夏は30度超、冬は氷点下というように、寒暖差の大きい四季があります。
しかし気温の高い夏でも湿度は低く、ジメジメした不快感はありません。
逆に冬は降雪量が多く、日本よりも厳しい寒さがやってきます。年間を通して快適に過ごすために、チェコではどのような季節家電が使われているのでしょうか。
チェコで欠かせない季節家電は?
気温が高い夏でも、カラッとした暑さの中ではエアコンどころか扇風機もあまり必要とされておらず、設置されている家庭は多くありません。
早朝に用事を済ませ、日中は陽の光をカーテンで遮る…といった生活の工夫でエアコンなしの夏を過ごしています。
それに対し、氷点下を迎える冬に備えた暖房機器はどの家庭にも欠かせず、その種類も豊富です。
一般的には薪ストーブ、お湯が流れる温水式暖房器具、暖炉が使用されており、建物自体も厚い外壁や断熱材、二重ガラスなどで寒さ対策がなされています。
変わりゆく気候にいち早く対応!
暖房機器の中でも環境に優しく家全体が温まるとして人気があるのが温水暖房器ですが、実は日本のメーカー、パナソニックが、高暖房機能や静音性にも優れたヒートポンプ式温水暖房器を2018年に生産開始しました。
また、2021年には業務用のエアコンの生産も開始予定とされています。
世界的に気候が変動しつつある中、チェコでも年々暑さが厳しくなっており、これまでエアコンが不要であったチェコでも、需要が大きくなっていくことは間違いないでしょう。
ましてや、寒さ対策として熱が逃げにくい構造となっているチェコの家では、一度家の中に熱がこもってしまうとなかなか冷やすのが困難です。
環境に優しい省エネにも優れた日本のエアコンであれば、チェコに人たちの暮らしにも優しく、より快適なものになることでしょう。
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