フィンランドのエアコン事情
一年中雪が舞う、白銀世界…フィンランドと聞いてそんな景色をイメージする方は多いのではないでしょうか。
サンタクロースの村があり、オーロラも見える美しい北欧の国・フィンランドは日本から遠く離れていますが、観光地としても日本人にも大変人気です。
「寒い」の印象が濃いフィンランドですが、エアコンの需要はあるのでしょうか。
フィンランドの気候と、人々の暮らしを快適にする空調機器についてみてみましょう。
フィンランドの夏
実際、フィンランドの国土1/3は北極圏に位置するので、寒さは厳しい国であることは間違いありません。
しかしフィンランドにも実ははっきりとした四季があり、夏があります。
6~8月が短いながらに「夏」となり、気温は平均15度程度です。
日本のように南北に陸が広がっているため、同じフィンランド内でも南北の都市によって気温差はありますが、南に位置する首都のヘルシンキでは夏に20度を超えることも珍しくはありません。 意外かもしれませんが、フィンランドでも半袖で過ごせる日があるのです。
寒さ対策はばっちりの建物ゆえ
とは言ってもエアコンをつける程の暑さではないため、フィンランドの一般家庭にはエアコンがありません。
スーパーやホテルで見かけるくらいでしょう。
ただ、住宅の構造がそもそも断熱性・気密性に優れ、厳しい寒さの中でも快適に過ごせるような構造となっているため、万が一部屋が暑くなってしまった場合は、その熱気がこもってしまいます。
つまりこれまでより気温の高い日が訪れると、快適さが失われるどころか、体調不良も招かざるを得ない状態に。
実際、2018年の夏はフィンランド史上2番目に暑い夏となり、西海岸エリアでは33.7度を記録したそうです。
暖房機器は備わっていてもエアコンなど冷房機器のないフィンランド。
気温30度超えの夏が続けばエアコンは必須となること間違いありません。
フィンランドでも期待したい。日本のエアコン
暑さが増し、まず私たちが行うのは着衣の調整や換気などです。
特にこれまでエアコンになじみのなかった国では、経済面や環境面からすぐにエアコン導入を一般家庭が始めて行くのは難しいのかもしれません。
しかし、2016年に日本の空調メーカーであるダイキン工業が北欧のエアフィルターメーカーを買収し、事業展開を始めました。
これにより、まずはスーパーやホテルなどの大型施設からの導入になることが予想されますが、フィンランドを含む北欧でも、その生活仕様や環境に配慮した高性能の日本製エアコンが今後活躍していくのではないでしょうか。
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