フランスのエアコン事情
フランスの一般家庭にはエアコンがほとんどありません。フランスの気候が涼しいのかというと…30度を超す日もあり決して涼しいわけではありません。
各家庭、各部屋にエアコンがあることが当たり前の日本人にとってはエアコンがない暮らしなんて考えられないのではないのでしょうか。
では、フランス人はどのような暑さ対策をしているのでしょうか。
フランスでのエアコン需要
フランスでのエアコンの需要は、基本的に業務用中心で、日本でのルームエアコンもフランスでは店舗や事務所に使われるのが大部分です。全面ガラスの建物が増えたことや、室内の発熱などで冷房が必要となり、エアコンが求められるようになってきています。
フランスの夏は湿度が低い
フランスの夏は、30度を超す日でも湿度は40パーセント前後とカラッとした暑さで、湿度が日本に比べて低いのが特徴です。昼間30度を超す日が続いても、夜は20度を切る日もあり、窓を開けて寝れば涼しく、熱帯夜で寝苦しい夜が続く日はそう多くはないのです。
クーラーが普及しない理由
フランスの夏は、30度以上が続く日もあり、熱中症で亡くなる高齢者のかたもいます。それでも、一般的にエアコンが普及しないのは、古い建物が多く、室外機を取り付けることが難しいからのようです。
フランス人はどのような暑さ対策をしているの?
フランスでの暑さ対策には、主に下記4つの方法があげられます。
1. 窓のシャッターを閉める
フランスは古い石造りの建築物が多く、シャッターを閉めることによって、涼しさを保つことができるので、朝の気温が低いうちに窓を開けて部屋の温度を下げ、日中はブラインドを閉め太陽の光で部屋の温度が上がらないようにします。夜は涼しい日が多いので、窓を開け再び部屋の温度を下げます。
2. 扇風機を使う
暑い日はひたすら扇風機を使い、涼をとりますが…35度を超す日などは扇風機の風も熱風になってしまい、扇風機が役に立たないこともあるようです。
3. 冷房が効いた場所で過ごす
35度を超える日など、どうしても暑い日は、映画館やショッピングセンターなど冷房が効いた場所で過ごすという人も少なくないようです。
4. 食べ物で身体を冷やす
身体を冷やす野菜のトマトやきゅうり、ズッキーニなどを食べて身体を冷やします。
近年では、地球温暖化の影響によりフランスでも猛暑が続いています。さすがにこのままでは厳しいと感じるフランス人も増えてきているそうなので、近い未来フランスの暑さ対策も変わってくるのではないのでしょうか。
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