南アフリカのエアコン事情
アフリカ、と聞くと乾燥し暑さが非常に厳しい土地を想像する人が多いと思いますが実は国により気候は様々で一概に暑いことが特徴とは言えません。
南アフリカ共和国は赤道からは離れた南半球に位置する国で私たちの想像するアフリカとは少し様子が違います。
南アフリカの気候
南アフリカ共和国はアフリカ大陸の一番南にある国で、緯度はオーストラリアと同じくらいの場所に位置します。
南半球にあるため季節は日本とは逆になり、1~3月が真夏になります。
南アフリカでも内陸部では真夏の気温が30度以上になる暑い地域もありますが首都ケープタウンでは夏でも平均気温は20℃を超える程度、冬でも10度を下回るようなことはなくイメージとは違い非常に過ごしやすい気候であると言えます。
エアコン需要は低い?
南アフリカでは同じアフリカ地域であるエジプトなどの高温乾燥地帯に比べエアコンの需要が非常に低いというデータがあります。
需要の高いエジプトに比べると南アフリカのエアコン普及は1/3程度です。
時にエアコンの普及要因には気候以外にも国の経済的な背景も影響することがありますが、南アフリカは現在先進国同様の発展を見せており、国全体としてみればエアコンの普及がもっとあっても不思議ではない地域です。
ということは、やはりエアコンの普及率が高くない要因としては過ごしやすい気候にあると言えそうです。
特に、日中が多少暑くなる時期があったとしても朝晩は冷え込むなど寒暖差が激しいという特徴もあります。
エアコンを常に稼働していないと過ごせないような気候とは言えず、また通年気温が高いということもないためエアコンの需要が高くないと言えるのではないでしょうか。
南アフリカで注目されそうなエアコンは?
意外にも気温の変化が穏やかでいわゆる、冷やす、暖める、という機能のエアコンに関しては需要が低い南アフリカ。
近年は温暖化の影響で各国高温を記録することや記録的な寒波が襲うなどの事態もあるため南アフリカでも今後の環境変化によってはエアコン需要が伸びることも考えられるかもしれません。
もし、現時点の南アフリカでエアコンの需要があるとすれば冷暖以外の機能付きのエアコンなどが考えられるのではないでしょうか。
高温多湿の日本からすると乾燥の方が特徴的な南アフリカ。
日本でも近年話題の乾燥を防ぐための湿度調整機能があるエアコンなどは知られていないだけで、富裕層の多い南アフリカでももしかしたら需要があるのではないでしょうか。
世界中でこれまでエアコン不要であった国にも気候変動や経済発展などでエアコン需要の拡大がみられます。
南アフリカでも近い将来エアコン付きがスタンダードになる日が来るかもしれません。
日本エアコンクリーニング協会へのお問い合わせは
JACA 一般社団法人
日本エアコンクリーニング協会
事務局TEL 048-796-5800
お電話受付時間 10~17時、土日祝休
【本部】〒115-0055 東京都北区赤羽西1-29-5
【研修センター第一・第二教室】
〒339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町5-6-35
【新宿教室】
〒169-0073
東京都新宿区百人町1-20-17 星野ビル103
【大阪教室】
〒537-0025
大阪府大阪市東成区中道4-16-21 山上ビル3F
【福岡教室】
〒819-0015
福岡県福岡市西区愛宕1-1-35
リフレイン愛宕1F
aircon@j-aca.jp