スペインのエアコン事情
スペインはフランスとポルトガルに国境を接する南ヨーロッパの海に囲まれた国です。
情熱の国、暑い国、というイメージを持つ人も多いスペインですが実は日本のように四季があり、冬の寒い時期には最低気温が5℃を下回ることもあります。
夏の暑い時期の気温は平均して30℃前後になりますが、基本的に湿度が低めで近年の日本の夏に比べると屋外でも日陰は過ごしやすいそう。
そんなスペインの一般家庭ではどのようなエアコンが使われているのでしょうか。
スペインのエアコン普及率は30%
スペインの首都マドリードや、バルセロナなど人口の多い地域ではピソと呼ばれるアパートやマンションが住居として一般的です。
実はスペインはエアコンのない家がかなり多く一般家庭の場合にはその普及率は30%ほどの印象というから驚きです。
エアコンのある新しいピソには、上部に吹き出し口がついているビルドインタイプがよく見られるといいます。
古いピソでは備え付けのエアコンが無い家も多いことから、日本の一般家庭で見られるような壁掛けタイプのものを後から設置することもあるようです。
冬場は寒くなるスペインではエアコンは冷暖両方に使えるものが主流とのこと。
スペインではどんなエアコンが流通しているの?
また、スペインで流通しているエアコンメーカーはTOSHIBAなど日本のメーカーの他に、空気清浄機などの空調メーカーとして有名な中国のXIAOMIが人気です。
日本と比べると物価が安いスペインではエアコンの値段は安いもので5万円くらいから購入可能です。
スペインでの暑さのしのぎかた
夏場30℃前後になるほどの気候でエアコンのない家庭では一体どのように暑さをしのいでいるのでしょうか。
夏場、気温はそれなりに高くなるスペインですが実は比較的雨が少なく晴れの日が多い特徴があり、湿度が低くカラッとしています。
日差しこそ刺すように強く、直射日光が当たるような場所では暑さが堪えますが日陰や室内は様々な工夫で涼を得ることが出来ると言います。
スペインのピソは縦長の窓が少ない作りで、メインの窓やバルコニーにはひさしがついている家も多く太陽光や外の熱が中に入りにくい工夫がされています。
また、日本では住宅を選ぶ際に重要視される日当たりに関しても、スペインではむしろ日当たりの少ない北向きの部屋が好まれる傾向にあります。
日本ではほとんどの一般家庭で夏場の冷房としてエアコンが使われますが、スペインを始めとしたヨーロッパ各地ではエアコンを使用しない家庭も多く気候や文化、住宅環境によりエアコン事情も様々である様子が伺えます。
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