スウェーデンのエアコン事情
スウェーデンはH&MやIKEAの発祥の地であり、おしゃれで美しい国として知られています。
また首都ストックホルムの「古い街」という意味をもつ旧市街・ガムラスタンは、まるで中世の世界に訪れたような街並みで「魔女の宅急便」のモデルの街としても有名です。
そんなおしゃれで古い街並みのあるイメージのスウェーデンですが、夏はどのような気候で冷房の需要はあるのでしょうか。
スウェーデンの夏
スウェーデンの夏は6~8月の期間で、平均気温は15~20℃前後、明るい時間が長くて過ごしやすく日本の初夏ぐらいの気候です。
スウェーデンは、南北に長い国なので首都ストックホルムのある南部と北部の特に内陸部とではかなり温度差・日照時間の差があり、スウェーデン北部にあるアビスコではストックホルムと比べて平均気温が5~10℃くらい低くなります。
また、スウェーデンは四季が比較的はっきりしており、短いながらも春(4~5月)と秋(9~10月)もあります。
スウェーデンの冷房事情
スウェーデンのアパートや家には基本的に冷房がついていません。
しかし、昨今の暑さから冷房や扇風機の需要は増加傾向にあります。
また、公共機関の利用においても全ての公共機関に冷房があるというわけではありません。
まったく冷房が効いてなく蒸し風呂のように暑い場合もあれば、効き過ぎていて寒く感じる場合もありさまざまです。
電車の場合
ある車両は涼し過ぎるくらいなのに、車両を移動するとまったく冷房が効いていない場合もあるようです。
バスの場合
窓際の席の上部に強さ調整のできない通風口があるので、直に風を受け体がとても冷えてしまうことも。通風口の近くは注意が必要です。
冬は暖かいスウェーデンハウス
日本にも極寒の地である北欧の家づくりをベースに作られているスウェーデンハウスがあります。「冬でも温かい」「床暖房が要らない」と、その断熱性・気密性の高さが絶賛されていますが、夏はどうなのでしょうか?
夏も快適…と思いきや、やはり夏は暑いようです。
冬は一家に一台で済んだエアコンも、夏は各部屋に一台、せめて各階に一台はないと厳しい・・・というのが現実のようで、エアコンを26~28℃設定にして、家にいる間はずっとつけっぱなしと一般的な家と変わらないようです。
しかし冬場は、寝る前に暖房を消して寝ても、翌朝外は0℃近くまで下がっているのに、朝起きた時の室温が20℃近くと、北欧の家づくりがベースになっているだけあり、寒さには強い家と言えるのではないのでしょうか。
夏場に関しては、北欧の技術をもってしても日本の夏の蒸し暑さにはかなわないようです。
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